2005年6月 6日 (月)

くろだいおう

いろんなことに詳しい人から、おすすめ漫画を借りた。
黒田硫黄さんの「大王」。デビュー作を含む短編集。
デビュー作が「蚊」だし、11話とも話はばらばらで、
とっつきやすいんだかにくいんだか・・・。なんて、うそ。
一気に引き込まれて、大好きになってしまった。
本当に独特で、とても魅力的な黒田硫黄の世界。

最初に気付くのは、この人はあまりトーンを使わないということ。
べた塗りしたり、線で書き込んだり。手法も独特なのだ。
そして、筆を頻繁に、上手に使う。筆だけでさらさら描く。
それだからか、シンプルなのに説得力があるように感じてしまう。
さらに、すぐに愛着を感じてしまう主人公やキャラクターばかり登場する。
蚊も、象も、熊も、鯨も、トンボも、こんな使われ方をするのを
初めて見た。面白い。この人の頭の中はすごいな。

お気に入りの店(BOOK OFF)で「茄子」の第一巻も買ったけど、
それもとても良かった。お気に入りは「二人」というお話。
大人の、友情とも愛情とも違う、不思議な関係が描かれている。
茄子をテーマにした8話の短編集で、前編・後編で収録されている
「アンダルシアの夏」は、宮崎駿監督によってアニメ化された。

映画を観て研究したという「構図」を意識して読むのもまた、乙なもの。
あー。黒田さんの漫画、買い揃えたい。いつか必ず。。

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うれしかったこと。
絶版の危機にあった愛する枡野浩一さんの2nd短歌集
「ドレミふぁんくしょんドロップ」(1stとセット)の復刊決定!!
・・・かなしかったこと。
同じく3rd短歌集「ますの。」の復刊不可も決定。。
最近彼を意識し始めたあなた!まだ3冊も!絶賛絶版中です。
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